車椅子に乗ったままスキューバダイビングをする女性

自力で歩行が不可能になった、難しくなった方々にとって生活に欠かせない車椅子。最近では電動車椅子も普及し、より自力での移動が難しい方でも、自由に出かけられるようになりました。

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スズキの電動車椅子 TM-30C(コンセプト)

しかし大型であったり、価格が高価であるなど、まだまだ改善すべきポイントは多いです。近い将来、ハンディキャップを持った方々が本当の意味で自由に移動できる車椅子が開発され、一人でも多くの方の人生がその車椅子によって豊かになることを願ってやみません。ところで海外には車椅子のままスキューバダイビングを楽しまれる方がいらっしゃるようです。半身不随の方がスキューバダイビングをするというのは、それほど珍しいことではないそうです。イギリスでは半身不随の方がスキューバダイビングを長年行った結果、歩けるようになったと以前ニュースになっていました(スキューバダイビングが起こした奇跡、半身不随者が歩けるように=英国
)。しかし、車椅子に乗った状態で海に入るというのは聞いたことがありません。動画を見てみると、椅子に車輪がついただけのタイプのシンプルな車椅子の両端にヒレを装着し、背もたれの裏側に酸素ボンベを掛けたような状態で、確かに普通に人間が背中に背負うのに比べて身体には楽かもしれません。また、タイヤについてヒレが浮力を生み出し、安定的な水中遊泳が可能になっているようです。両手で水をかき分ける程度の推力で十分な様子からも、車椅子スキューバダイビングは実用的なものであるのかもしれません。

スクーバダイビング、スキューバダイビングとは、空気を詰めたタンクを使ってのダイビング(潜水)である。これに対して息をこらえて行う潜水をフリーダイビング、地上からホースで空気を供給する潜水を送気式潜水(フーカー潜水)と呼ぶ。日本にはアメリカのアクアラング社 (Aqua Lung) が紹介し、一時期は社名「アクアラング (Aqua-lung) 」がスクーバダイビングの意味で使われることも多かった。なお、本記事では特に断らない限り、「ダイビング」を「スクーバダイビング」の意味で使用する。

 





以下これに対する海外の反応:


・車椅子である必要が無いよね。水中なんだから無理に陸上仕様の車椅子に近い形を取らなくても、もっと効果的な形が
あると思う。それにモーターをつけた方が、手で水をかくより速いよね。(ドイツ)


・↑(一つ上のコメントに対して)確かにそうだね。でも、水中でも車椅子が使えるという証明のようなものだと思う。
それに腕が使えるのに、モーターを使う必要はないよね。 君の言っている装置のほうが、確かに楽だし、効率はいいんだろうけど、目指している方向が違うと思うよ。(中央アフリカ共和国)


・ 

↑(一つ上のコメントに対して)ああ、君が正しいよ。モーターは両手の代わりだからね。両手があるのなら、そっちを使えばいい。(ドイツ)


・ 車椅子が錆びるんじゃないか・・・(アメリカ)


・ 素晴らしいね。でも、船に戻るときちょっと大変そうだね。(アメリカ)


・ 誰の手も借りずに自分の力だけで、美しい海中の中を自由に動き回れるのは、彼女にとって素晴らしい経験であったと思うよ(アメリカ)


・ 腕だけ使えればいいんだから車椅子はいらないような・・・(アメリカ)


・ 

 ↑(一つ上のコメントに対して)方向転換は腕で行うとして、車椅子のメリットとしては安定性があげられるよ。なによりも見かけがすごくいい。(アメリカ)


・ 次はソファーでやろう。(アメリカ)


・ 

↑(一つ上のコメントに対して)キングサイズのやつがいいな。(アメリカ)


・ 素晴らしいね。意味がない、なんて言っている連中は何も理解していないよ。できるということの証明が彼女にとって意味のあることなんだから(アメリカ)


・ とても平和な光景だね(アメリカ)





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