交通違反の罰金を紙幣で折った豚の折り紙で払おうとした男

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 今週、交通違反で地方裁判所から137$の罰金の支払い命令を受けた男性が、その罰金を1ドル紙幣で折った137匹の豚の折り紙で払おうとしました。この豚の折り紙はドンキンドーナツのトレイに入れられ、男性によって直接警察署に持って来られました。職員はこの斬新な支払方法を拒否し、苦労して折った折り紙をすべて元通りの紙幣に戻すように男性に指示。男性はそれに従い全て元通りに戻して再度紙幣を窓口に提出しました。この男性、警察署に折り紙を持っていき、受け取りを拒否され、元通りに戻し、支払うまでの一部始終をビデオに録画し、youtubeにアップロードしています。












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 窓口に現れた男性に事務員が「支払方法はどうします?」と聞くと、男性は「現金で」と答え、豚の折り紙が137個つまったドーナツの箱を事務員に差し出しました。事務員は驚き、「なんですかこれは。こんなものは受け取れません」というと、男性は「なぜ? 本物のお札だし、違法ではないでしょう。カードで払ったら手数料が5%もかかるじゃない」と反論します。事務員は、元に戻してから再提出してください、と求めますが、男性はそれに応じようとしません。4時間もかけて折ったんだぞ、と豚の折り紙を折るのにかかった自分の苦労を語り始めます。「数えやすいだろうが、ほら、1、2・・・」と男性は事務員の前で豚の折り紙を数え始めます。

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 ついに事務員は我慢の限界に達したのか、上司に電話を掛けます。現れた制服姿の上司は男性のユーモアを理解し、「この状態では保管できないから、分解してほしい」と男性に頼みます。「センスあるよ、作るのに大変だったね。すごいよ」と上司は男性に穏やかな口調で話し、「写真を撮らせてくれ」と豚の折り紙を写真にとり、満足そうに笑います。

 男性は結局3時間かけて折り紙を元に戻し、事務員に提出しました。そのとき、「2012年、豚の大量虐殺」とつぶやき、今まで無愛想だった事務員もとうとう笑ってしまいます。
 警察署の職員を笑わせたという意味では、男性の労力は報われたというべきでしょうか。 


このニュースに対する反応(youtubeのコメントを訳しています)

・法律的に考えて受け取りを拒否できるの? 民主主義の国家では公務員は市民のために働いているんでしょ?(彼らの給料は税金から出ているから)だからどんな形であれ、受けとる義務があると思う。

・インターネットにはかしこい人がいっぱいいるなあ・・・

・この動画には139匹の豚がいるよ。

・交通違反のチケットはその市の重要な財源だからなあ。

・久しぶりに真のアメリカンヒーローを見た気がする。

・冗談がわかる警官でよかったな!

・この事務員は友達いないだろ。

・時間の無駄やで・・・

・豚の折り紙の折り方をアップしろよ。



翻訳:しょぼん少佐
出典:
Driver turns up to police station to pay traffic ticket with 137 origami dollar bill PIGS . . . and cops make him unfold every one

思考する豚
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