テーブルにiPadが設置されたマクドナルドの店舗が登場！

　アメリカのヴァージニアビーチに新しくできたマクドナルドの店舗に入ると、テーブルに白いスタンドで固体されたiPadが目に入ります。これはオーナーのヒュー・ファードさんが始めたアイディアで、食事をしながらfacebookを更新したり、メールを送ったり、ネットサーフィンを楽しむことができます。しかしyoutubeなどは、客がポルノ動画を再生することなどを恐れて、あらかじめアクセスできなくしてあります。ファードさんは既に１１店舗のマクドナルドフランチャイズ店舗を経営していますが、一週間前にこの店舗を新しくオープンしました。特徴のある壁紙や衛星放送ラジオでアメリカのジャズ歌手、フランク・シナトラをかけたりするなど、モダンなイメージを取り入れ、他の店舗との差別化を図りました。「今の人はマルチタスクが好きだからね」とファードさんは語ります。ファードさんがこのアイディアを思いついたのは先日フロリダで行われたマクドナルドの定例会議で、レストランや軽食店などにiPadをコラボさせる事業を展開しているフランスの企業の担当者に出会ったことがきっかけです。ファードさんはこのアイディアを思いつき、自分の新しい店舗に導入しようと決めました。しかしマクドナルド本部の了解を得るために、数か月待たされたとのことです。ヴァージニアビーチのマクドナルド店舗は店舗の外装やメニューを工夫するなど、健康意識の向上と洗練された食事の提供を利用者に印象付けるために努力を行ってきたため、今回の試みの効果に期待が高まっています。マクドナルド本部は現在の所、他の店舗にもこのようなサービスを導入する予定はないようですが、もしヴァージニアビーチの店舗で予想以上の効果が見られた場合、他の店舗にもiPadを導入する可能性はあるようです。