ボストンダイナミクスの新作ロボットがすごい!


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 マサチューセッツ工科大学から派生したベンチャー企業として1992年に設立され、元MIT教授でロボット工学の世界的権威のマーク・レイバート博士率いるボストン・ダイナミクス社が新しいロボットを発表しました。
“プロトペット” と名付けられた新型ロボットは、走ることはもちろんのこと、障害物を避け、段差を昇ったり、ジャンプすることすらできるというのです。最終的にはいかなる地形にも対応可能なロボット兵として戦地に投入されたり、有害物質が立ち込めた災害現場など人間が立ち入ることが難しい現場などに投入されることを想定しているようです。このロボットは来年、米国防高等研究計画局の主導のもと、賞金200万ドルをかけて開催されるアイロンマンロボットコンテストに出展されるそうです。このロボットコンテストは車の運転、がれきなどの障害物を避けて移動したり、はしごや細い通路を登り、電動工具を使用し、漏れているパイプを直し、機械部品を交換するなどのメニューを実行することでロボットの性能を評価するとのことです。




マサチューセッツ工科大学(英語: Massachusetts Institute of Technology)は、米国マサチューセッツ州ケンブリッジ市に本部を置くアメリカ合衆国の私立大学である。1865年に設置された。マサチューセッツ州ケンブリッジ市に本部を置く私立大学。ノーベル賞受賞者を多数輩出している(2010年まで77名。この数はコロンビア大学、ケンブリッジ大学、シカゴ大学に次ぐ)。全米指折りのエリート名門校の1つとされる。通称、MIT(エム・アイ・ティー、注:「ミット」は誤用で主に日本の極めて一部で用いられる)とも呼ばれる。同じくケンブリッジ市にあるハーバード大学とはライバル校でありながらも、学生達はそれぞれの学校の授業を卒業単位に組み込める単位互換制度(Cross-registration system)が確立され、ケンブリッジ市は、「世界最高の学びのテーマパーク」とさえも称されている。アメリカにおいて、シリコンバレーなどと並ぶ先端技術産業の集積地であるボストンのルート128地域においても、中核的な役割を果たす機関である。同大学のメディアラボは情報技術関連の先端を走る研究所としてマスメディアなどでも頻繁に取り上げられる。特筆すべきは、同研究所で開発された情報処理システム(アテネプロジェクト)がキャンパスネットワークの根幹を占めており、この研究成果はアメリカ以外の大学院大学等でも活用され成果を挙げている。同大学は、ボストン所在の他大学(ハーバード大学、ウェルズリー大学、マサチューセッツ大学)との間で、学生や研究者同士の交流も推進している。近年、大学の全授業をweb上で公開する試み(オープンコースウェア)がなされており、遠隔教育関係者や教育関係者一般から広く注目を集めている。現在、建築家の槇文彦によってキャンパスの増築がなされている。



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壁に張り付く!

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段差に飛び乗る!

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階段を駆け上がる!

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ボストン・ダイナミクス社が想定するロボットのイメージ

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NASAのクモロボット

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ロボットコンテストに出品される予定の他のロボット 左は私企業Schaft
のロボット 右はカーネギーメロン大学のロボット

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NASAが想定するロボット





翻訳:しょぼん
出典: 
The incredible robot that can run, climb and jump (and could soon be deployed in disaster zones too dangerous for humans)