ロード・オブ・ザ・リングに出てきたモルドールの滅びの山のモデルが噴火寸前


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 ロード・オブ・ザ・リングに出てきたモルドールの不気味な火山、通称 “滅びの山” オロドルインのモデルとなったニュージーランドのルアペフ山が来週から来月にかけて噴火する恐れがあるとのことで登山者に警告が出されています。

モルドール(Mordor)は、J・R・R・トールキンの『指輪物語』に登場する国名。中つ国の東よりにある山に囲まれた国で、ゴンドールの隣にある。冥王サウロンが居を構える「黒の国」。(morはシンダール語で暗い、黒を意味し、dorは国土、国を意味する。)
モルドール(Mordor)は、J・R・R・トールキンの『指輪物語』に登場する国名。中つ国の東よりにある山に囲まれた国で、ゴンドールの隣にある。冥王サウロンが居を構える「黒の国」。(morはシンダール語で暗い、黒を意味し、dorは国土、国を意味する。)モルドールの北部には黒門(モランノン)があり、鉄壁の守りを誇っている。また、西側の山脈(影の山脈、エフェル・ドゥアス)にはサウロンの第一の臣下でありモルドール軍の司令官でもある指輪の幽鬼の一人アングマールの魔王の守るミナス・モルグルの塔がある。『指輪物語』では、二人の指輪所持者、フロド・バギンズとサム・ギャムジーは、魔王の出陣を目撃している。この国の西部はゴルゴロス高原と呼ばれ、滅びの山オロドルインのせいかサウロン自身が原因かはわからないが、草一本生えない荒涼たる土地である。(『指輪物語』の中ではシダ、いばらが生えている描写がある)モルドール全土が荒れ地という訳ではなく、東部のヌアネン湖の周辺には広大な農場が広がり、奴隷を使った収穫が行われているという。また、モルドールに朝貢する多くの国に通じる立派な道路も南部や東部には開かれている。そして、オロドルインの麓にはサウロンの砦であるバラド=ドゥーアがある。第三紀の終わりのサウロンの滅亡とともにモルドールは滅亡し、西部はゴンドールの支配下に置かれ、東部はエレッサール王(アラゴルン)が解放された奴隷たちに与えた。




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映画に出てきたときの

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2007年に噴火したときの灰が残ります

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1996年に噴火した時の様子


 火山の状態を監視している学者らによるとニュージーランド最大の活火山である
ルアペフ山の温度が、噴火を示すようなレベルであるとのことで、地元の自然保護当局が山頂付近には近寄らないように警告を出すにいたりました。具体的にはクレーターの中にある池から数百mほど深い場所で800℃近くの熱を観測したようです。池の温度自体は20度程度とのこと。

地元当局は、
「遅かれ早かれ、比較的小さい規模か、はたまた大噴火かはわかりませんが、何か起こるでしょう」
と述べています。

 この2,797mの活火山はもっとも最近では2007年に噴火しており、高速の火砕流などが山を駆け下りてきましたが、怪我人は誰もいませんでした。
近くにある別の火山、トンガリ山は今年の8月に噴火し、噴煙が6100メートルも吹き上がり、国内航空便の運航を妨害しました。




( ゜Д゜) < ちょっと富士山に似ていますね。



翻訳:しょぼん
出典: Mount Doom is about to blow! New Zealand volcano used in Peter Jackson’s The Lord of the Rings movies set to erupt

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