まるで津波が凍ったような状態の氷塊が南極で見つかる


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 インターネット上では “凍った津波” として話題となっている南極のこの氷塊、高さは5階建てのビルと同じぐらいの15m以上にも及びます。

南極(なんきょく、英: Antarctic)とは、地球上の南極点、もしくは南極点を中心とする南極大陸およびその周辺の島嶼・海域(南極海)などを含む地方を言う。南極点を中心に南緯66度33分までの地域については南極圏と呼ぶ。南緯50度から60度にかけて不規則な形状を描く氷塊の不連続線である南極収斂線があり、これより南を南極地方とも呼ぶ。南極地方には、南極大陸を中心に南極海を含み、太平洋、インド洋、大西洋の一部も属する。なお、1961年6月に発効した南極条約により、南緯60度以南の領有権主張は凍結(2012年現在、一部の国が現在も領有権を主張している)されており、軍事利用、核実験なども禁止されている。



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 実はこれは氷が圧縮されたり、空気の泡が凍ったりしてできたもので、決して津波が凍ったものではありません。夏の間に表面が解けたこともあり、このように津波のようなフォルムを形成するに至ったとのことです。

 
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 なぜ青く見えるかというと、通常、氷というものは透明なものですが、これぐらいの規模になるほど大きくて分厚いものだと、青い光だけを通過・反射させて、赤い光は吸収してしまうのです。つまり、日光の成分の中で青い光だけを反射しているため、このように青く見えるとのこと。また、白い部分は空気中の泡がそのまま氷の中に閉じ込められたことによるものだそうです。

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( ゜Д゜) < 大自然の神秘!!


翻訳:しょぼん
出典: The ‘frozen wave’: Stunning 50ft tall blue ice monolith captured in the Antarctic