沖縄駐留米軍全部隊が基地外で飲酒禁止になったことに対する海外の反応


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 沖縄に駐留する米軍の全部隊が、今後基地外で飲酒をすることを禁じられた件に関する海外の反応です。このような措置が取られたのは、10月に駐留部隊の隊員である米兵士が地元の女性を強姦したことにによるものです。


在日米軍(ざいにちべいぐん、United States Forces Japan、略称USFJ)は、日本国内に駐留するアメリカ合衆国軍である。在日米軍は、在日アメリカ軍、または条約などでは日本国における合衆国軍隊ともいい、日米安全保障条約第6条により日本国内に駐留するアメリカ軍の総称である。なお、日本には、キャンプ座間などに常駐している数十人の国連軍駐日武官や、各国大使館の駐在武官、係争中の領土(竹島、北方領土等)を除き、米軍以外に駐留する外国軍はいない。
在日米軍司令官は第5空軍司令官が代々兼務しており、空軍中将が就いている。現任司令官は、サルヴァトーレ・“サム”・アンジェレラ中将。前任者であるバートン・フィールド中将の後任として、2012年7月に就任した。
第七艦隊の母港である横須賀海軍施設や空軍の横田飛行場(司令部が駐在する)や嘉手納飛行場(多数の主力戦闘機・輸送機が配備されている)、キャンプ座間やトリイステーション(アメリカ本土以外で唯一グリーンベレーを展開している)など、ロシア・中華人民共和国・北朝鮮にも近い関係上東アジアの要所であり、アジア有事の際には最重要拠点としての役割も持っている。

2010年現在の展開兵力は日本を母港とする第七艦隊艦船乗組員を含めて総計約5万人で、在韓米軍のほぼ倍の勢力である。





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宜野湾市の
嘉手納基地


 この命令は駐留米軍司令官によるもので、たびたび地元のコミュニティに粗暴な行動を行う部下に対して規律を厳しく守らせることを目的としています。日本駐留米軍のFacebookにおいても「沖縄に駐留する全ての隊員に基地外の施設で飲酒することを禁じる」とポストされました。


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日米安保のマンガ
 

 また、基地内でも10時以降はアルコール類を販売しないという規則も追加されました。また午後11時から朝5時までを基地外から出ることを禁止しました。しかしその後も、飲酒した状態にある隊員が基地外の一般人が居住する民家に不法侵入したりする事件が相次ぎ、沖縄のアンチ米軍団体の怒りに燃料を注ぐことになりました。


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わかりやすい日米同盟


 そして、在日米軍司令官は全在日米軍兵士に、基地外に出るときは必ず同僚や家族などと一緒に行動し、ひとりで出歩いてはいけないという命令を出しました。


 


一連の米軍事件に対する海外の反応:



・異国で窮屈な生活をしていることが彼らのストレスの原因になっているんだと思う。彼らの鬱憤が爆発して、深刻な事件を起こさないように祈るしかない。


・夜遊びをしないのは健康にいいよ。


・これは間違っていると思う。軍司令が問題の根底にあるものを全く理解していないことがよくわかる。俺が軍幹部だったら、将校は全員配置転換(リストラ)するよ。末端の兵士に対する監督が全然できていないのだから。


・集団になると自制が効かなくなるような一部の人間の性質が問題だろう。酒を飲んでも暴れない人間もいるし、今回のように民間人に危害を加える人間もいる。このような飲酒した軍人の典型的な行動が繰り返されると、フィリピンのように米軍はその国家から追い出される結果となる。MPがより厳しい態度で部隊の兵士たちを指導し、対応する必要がある。


・アホらしい。こんなことで問題が解決するとでも思っているのだろうか。


・誰かが彼らに教えないといけない、世界は君たちに依存してはいないと。尊敬されるべき存在でなくなったとき、君たちは必要とされなくなることを。


・在日米軍は子供ではない。門限や監視員などを置かなくても、自律自制できる大人なはずだ。それができないやつはクビにしてアメリカに強制送還しろ。


・沖縄はこういう問題が多いな。俺は青森の基地にいたが、このようなトラブルは聞いたことが無い。


・責任の所在が喪失した命令に誰が従うだろうか。


・米軍が日本から撤退すればいい。日本政府は反対するだろう。撤退してほしくなければ基地の維持にかかる費用をすべて日本政府が出すように言えばいい。


・在日米軍は日本人を守るためにそこにいるわけではない。アメリカの利益のためにそこにいるのだ。




翻訳:しょぼん二等兵
出典:Off-base drinking ban for all U.S. military personnel in Okinawa

 

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