10円盗んで逮捕され、懲役1年となった66歳の日本人に対する海外の反応


ミニ賽銭箱 小15633-922

 今年5月、和歌山県高野町高野山の金剛峯寺で地蔵の前に供えられた賽銭10円を盗んだとして、窃盗罪に問われた大阪府和泉市の無職、鶴原正文被告(66)に対する控訴審の判決公判が20日、大阪高裁で開かれました。


高野山(こうやさん)は、和歌山県伊都郡高野町にある標高約1,000m前後の山々の総称。平安時代の弘仁10年(819年)頃より弘法大師空海が修行の場として開いた高野山真言宗、ひいては比叡山と並び日本仏教における聖地である。現在は「壇上伽藍」と呼ばれる根本道場を中心とする宗教都市を形成している。山内の寺院数は高野山真言宗総本山金剛峯寺(山号は高野山)をはじめ117か寺に及び、その約半数が宿坊を兼ねている。
平成16年(2004年)7月7日、高野山町石道と山内の6つの建造物が熊野、吉野・大峯と共に『紀伊山地の霊場と参詣道』としてユネスコの世界文化遺産に登録された。

 
 


 的場純男裁判長は、懲役1年8月(求刑懲役2年6月)とした1審和歌山地裁判決を「10円の窃盗でこの量刑は重すぎる」と破棄。その上で「10円とはいえ現金。刑事責任は軽視できない」として、改めて懲役1年の実刑判決を言い渡しました。
 
 弁護側は1審段階から、「賽銭で遊んでいただけ」と無罪を主張。これに対し、的場裁判長は判決理由で「弁解は不合理で信用できない」と窃盗の故意を認定しました。

 判決によると、鶴原被告は今年5月13日午後、金剛峯寺にある織田信長供養塔で、地蔵の前に供えられていた賽銭の10円玉を盗んだとされています。




10円盗んで逮捕され、懲役1年となった66歳の日本人に対する海外の反応:
 

・判決を認めざるを得ないね。窃盗は窃盗だから。


・これは酷い。傘さし運転の方が、10円盗みより罪は重いだろう。傘さし運転は他人に迷惑を掛けるが、10円を盗むことがそれ以上に他人に迷惑を変えるとは思えない。


・無駄すぎる。彼を刑務所に入れる税金の方がはるかに高いだろう。30日間寺を掃除させるとか、そういうのでいいとおもう。


・日本の法廷が異常であることを表す小さな例だね。


・日本の「正義」はおかしい。


・この罪だったら刑務所に入れるより、奉仕活動の方がいいね。


・税金の無駄遣いだわ。


・罰金10000円でいいじゃない。


・もしかしてホームレスで冬を越すために刑務所に入りたかったのか?


・オオサカの納税者はこの裁判官を税金の無駄遣いで訴えるべきだろ。


・少額でも犯罪は犯罪というのは法治国家の基本だろ。



翻訳:しょぼん
出典:Man jailed for a year over 10 yen theft at temple
 高野山 (楽学ブックス)