安倍総理、河野・村山談話など3談話を全て修正する意向を明らかにしたことに対する海外の反応



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 産経新聞は12月31日、安倍晋三首相が、過去史に関して新たな談話を作る意向を明らかにしたと報じました。安倍首相は、村山談話・河野談話など日本の歴代政権の「過去史反省3大談話」全てを修正したいとしました。 

 安倍首相本人が、12月30日に同紙のインタビューに応じ「安倍内閣としての談話を発出したいと考えている」と語りました。 

 26日の時点では、安倍内閣の菅義偉官房長官が、村山談話を継承すると語っていました。 

 安倍首相は、戦犯の存在自体を否定する極右的歴史観を持っており、安倍談話は事実上村山談話を否定する内容を含むことになる見込みです。 

 安倍首相、自民党は衆議院総選挙で、近隣諸国条項の廃棄を公約に掲げ、この公約を作った下村博文議員は安倍内閣に文部科学大臣として入閣しました。 

詳細 朝鮮日報 2012/12/31 
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/01/01/2013010100378.html 

戦後50周年の終戦記念日にあたって(せんごごじっしゅうねんのしゅうせんきねんびにあたって)は、1995年(平成7年)8月15日の戦後50周年記念式典に際して、第81代内閣総理大臣の村山富市が、閣議決定に基づき発表した声明。一般に村山談話(むらやまだんわ)として知られる。
 
<まとめ> 
近隣諸国条項=日本は謝罪のため、韓国と中国に配慮しますという法的条項 

村山談話=侵略によって多大な苦痛と損害を与えましたという表明 

河野談話=慰安婦は志願制ではなく日本軍に強制連行されましたという表明 

宮沢談話=近隣諸国条項を作りますという表明 





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安倍総理、河野・村山談話など3談話を全て修正する意向を明らかにしたことに対する海外の反応:


・中国韓国の反発はものすごいだろうよ。


・ドイツも相当なことをしたけど、別にヨーロッパではこのような問題は起きていないよね。アジアはもっと安定を目指すべきだ。


・アベは歴史を書き換えようとしているのか? 成熟した社会と国民なら、過去の責任を甘んじて受け入れるだろう。日本は大きく後退しようとしているように見える。


・中国韓国を刺激しそうな話ではあるが、この二国は非常には腹黒く、日本をスケープゴートにしてきた連中だ。日本の謝罪を受け入れる十分な時間はあったのにそれをせず、謝罪を拒否してきた。


・中国韓国は過去の日本の過ちを外交カードに利用している。


・日中韓は永遠に喧嘩してそうだ。


・中国と仲良くした方が日本の企業のためでもあると思うのだが。


・日本は中国韓国と経済的な結びつきが強すぎる。日本に敵を作る余裕はないよ。日本の総理としては、無駄に中韓を刺激するのは得策ではないと思うんだがなあ。


・南京大虐殺が無かったという考え方は、ヒロシマナガサキの原爆投下が無かったというのと同じレベルだ。日本の右翼は物事を前進させようという気持ちがなく、ただ過去を忘れることしかしない。日本が領土権を主張している島々も、過去があるからこそ領土権を主張できるのだ。今しか問題にしないのなら、竹島は既に韓国のモノだろう。


・ヨーロッパの国々は過去の植民地に謝罪をしただろうか。


・日本は過去の植民地に公式な謝罪もしたし、ODAで全ての国に今まで援助してきた。ヨーロッパの国々で過去の植民地にこのようなことをした国があるだろうか?


・昔日本が侵略したとされている国は今では日本の謝罪を受け入れ、日本と良い関係を築いている。正直なところ、日本は中韓に何かできるわけではないんだよ。中国は17世紀の中国を世界の中心とした冊封体制を日本が受け入れない限り、日本の謝罪を認めることはないだろう。韓国は日本にすべての面で勝たないと満足しないだろうね。これは中韓の歴史教育が反日的であることが原因だ。


・日本の歴史教科書の方が韓国や中国のモノより正しい。


・謝って相手が満足するんだったらいくらでも謝ればいい。


・ドイツのように国家体制でユダヤ人を虐殺していたような国ならまだしも、日本の場合は実際に行われていたかどうか不明だし、現地の部隊の裁量で行われていたのなら、国家としては関知できなかっただろう。


・日本も731部隊を組織して、生きている人間で人体実験をしていただろ。ドイツと変わらないよ。


・日本が謝罪したら、今度は靖國の戦犯合祀を止めろとか、歴史教科書にちゃんと虐殺と強姦について書けとか、被害者に賠償金を払えとか、いろいろ次から次へと要求するんだろうよ。


・国と国との駆け引きは個人同士の関係のように単純なものではない。自分の非を認める、謝ることで、双方に与えられる影響の大きさを考える必要がある。


・国家間の関係において非を認めた方は、未来永劫ことあるごとにその非を弱みとして利用され続けるだろう。



翻訳:しょぼん
出典: Abe wants to replace landmark 1995 war apology


 
村山富市回顧録