日本が米国産の牛肉の輸入規制を緩和したことに対する海外の反応

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 BSE問題で制限中であった米国産牛肉の輸入制限を緩和することが決定されました。詳しくは下の引用欄をご覧ください。このことに対する海外の反応がありましたのでまとめて紹介します。


 日本は10年前に米で初めてBSE(牛海綿状脳症)が発生したのを受けて導入した米国産牛肉の輸入制限をさらに緩和することに同意した。
 米当局者は28日、日本が今後は輸入できる牛の月齢をこれまでの「20カ月以下」から「30カ月以下」に拡大することを確認した。米通商当局者は、これにより日本への牛肉輸出額は今後数年で「数億ドル」増えるだろうと述べた。日本は米国の高級牛肉にとっては重要な市場だ。米農務省によると、この措置は2月1日に実施される。カナダも対日牛肉輸出を拡大させることで合意した。
 農場や食肉会社を代表する全米肉牛生産者・牛肉協会(NCBA)のアレグザンダー会長は「これは米国の最大の輸出市場の一つへの輸出拡大の道を開く重要な一歩だ」と強調した。米国の対日牛肉輸出はここ数年着実に増加しているものの、米国で最初のBSEが発生する前の2003年の水準にはまだ戻っていない。米農務省によると、12年1~11月の対日輸出額は8億4900万ドル(約7億7000万円)で、前年同期の7億0400万ドルから拡大した。03年は14億ドルに上っていた。
 日本は03年12月、米国産牛肉の輸入を全面的に禁止とした。その後06年に輸入を再開したが、月齢の高い牛はBSEに感染する公算が大きくなるとの懸念から、輸入は月齢20カ月以下に制限した。
 日本の今回の決定は何年にもわたる議論を経たものだ。政府諮問委員会が昨年9月に発表した報告は、月齢の上限を20カ月から30カ月に引き上げても、リスクはほとんどなく、人間の健康への影響は無視できると結論付けた。
 狂牛病と呼ばれるBSEは致命的な退行性病変で、牛の中枢神経が打撃を受ける。感染した部位を食べることで人間も同様の病気にかかることがある。
 今回の発表は、環太平洋連携協定(TPP)の次回交渉があと1カ月ほどで始まるのを前に行われた。米国はカナダやアジアの数カ国などとの間でこの自由貿易圏について交渉しているが、日本は農業面での懸念があることから、まだ交渉に参加していない。日本、米国産牛肉の輸入規制を緩和


 


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日本が米国産の牛肉の輸入規制を緩和したことに対する海外の反応:


・やっとか。


・日本の店頭の牛肉価格もようやく安くなりそうだな。


・今更オーストラリア産に勝てるのだろうか。


・日本に行くと牛肉が異常に高いからな。アメリカ産なら日本産の牛肉の半額で買える。


・日本産の牛肉はほとんど脂肪だよな。


・アメリカ産の牛肉は化学薬品が使われているからロシアや中国では輸入禁止されているよ。いくら安くても買いたいとは思わないな。


・アメリカ産の牛肉は買いたいと思わないな。日本人のほとんどもそう思っていると思うよ。政治的な取引があったんじゃないか?


・BSEだけじゃなくて、オーストラリアさんやニュージーランド産の方がホルモン剤とか抗生物質を使っていないだけ安全だよ。


・ニュースになるから安全なものでも忌避する消費者が出てくる。




翻訳:しょぼん
出典:U.S. welcomes Japan’s easing of restrictions on U.S. beef
 
狂牛病とプリオン―BSE感染の恐怖