厚労省のインフルエンザ予防啓発に「うがい」がなくなる。根拠がないから。に対する海外の反応

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 インフルエンザ予防にうがいはあんまり効かないらしいとのことで、厚労省のインフルエンザ予防ポスターからうがいが消えました。このことに対する海外の反応がありましたのでまとめて紹介します。



厚労省のインフルエンザ予防啓発に「うがい」なし 「根拠ない」
「うがい」が、インフルエンザの予防に明確な根拠がないと、厚生労働省は、予防対策のポスターから外している。
山形県では29日、インフルエンザ警報が発令された。
小学校では、手洗いなどの予防対策が徹底されている。
厚労省によると、1月14日から20日に報告された全国のインフルエンザの患者数は、11万人を突破した。
これから流行のピークを迎えるとみられている。
インフルエンザの予防法というと、「手洗い」、「うがい」、「マスク」。
多くの高齢者が集まる東京・江戸川区の「ケアポート銀の鈴」でも、うがいや手洗いを徹底していて、インフルエンザの予防にあたっているという。
しかし、厚労省が作ったインフルエンザ予防の啓発ポスターには、「うがい」の表記はなかった。
厚労省では、うがいによるインフルエンザの予防効果について、「明確な証拠がない」として、ポスターなどに、「うがい」の文字を載せていないという。
この理由について、さかい医院の堺 浩之院長は「うがい自体が日本独特の風習。(インフルエンザは)ウイルス自体が気道の粘膜にくっついて、20分くらいで体内に侵入してしまう。そういう意味では、20分毎にうがいを続けること自体が非現実的で、ポスターから外れていると考えられます」と語った。
インフルエンザウイルスは、粘膜に付着してしまうと、わずか20分ほどで体内に吸収されてしまうため、うがいは対策として適さないという。
一方、うがいは、のどの粘膜の保湿や保護などには効果があると、医師は指摘している。
堺院長は「ウイルスが入りやすい状態になってしまうということで、乾燥が一番の敵。保湿をしてあげることで、粘膜を正常に保つことができます。(ウイルスが)くっついたとしても、洗い流しやすくなる」と語った。

 

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例のポスター


厚労省のインフルエンザ予防啓発に「うがい」がなくなる。根拠がないから。に対する海外の反応:


・うがいは日本特有のモノじゃない。水に塩を入れてうがいするのは昔のヨーロッパの民間療法だな。アメリカでもやっている。ウィルスを殺すことはできないけど、のどの粘膜をある程度だけ保護したり洗浄することはできる。


・保菌者がうがいをすることで、うがい後の吐きだした水に混じってウィルスが周囲に巻き散らかされる。迷惑だからやめたほうがいい。


・うがいより石鹸とか使い捨てタオルの方が大事。こんなポスター配るよりもペーパータオルを駅のトイレや学校に配った方がいい。


・うがいは必要な菌まで無駄に洗い流すらしく、そこに悪い菌が住みついたりしたら面倒なことになるらしい。


・でもうがいをすることでウィルスを洗い流すことができるのは事実だな。


・風邪のときにシャワーを浴びてはいけないというのも迷信ではないだろうか。


・マスクもあんまり意味がない。どうせ隙間から入ってくるし。


・手洗いも効果あるか怪しい。


・このポスターが無意味。


・この時期に日本でインフルエンザが流行るのは湿度が低いのが原因だから、その対策をしっかりやったらいい。


・うがいを捨て去ることに大変な勇気が必要だっただろうな。今まで何十年も信じられてきたことだから。



翻訳:しょぼん
出典:Gargling deemed ineffective measure against flu by health ministry
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