埼玉で救急搬送を36回も断られて患者が死亡する事件が発生したことに対する海外の反応


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 埼玉で75歳の男性が、救急搬送を36回も断られて、その間に様態が悪化、死亡していたことがわかりました。37回目でようやく茨城の病院への搬送が決まりましたが、既に2時間半も経過しており、男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。このことに対する海外の反応がありましたのでまとめて紹介します。


救急搬送36回断られ呼吸困難の男性が死亡 埼玉・久喜
 埼玉県久喜市で1月、呼吸困難の症状を訴えて救急搬送された同市内の男性(75)が、25病院から計36回受け入れを断られ、通報から約2時間半後に死亡していたことが5日、久喜市などへの取材で分かった。

 久喜市などによると1月6日午後11時25分ごろ、1人暮らしの男性が「呼吸が苦しい」と自ら119番通報した。自宅に到着した救急隊員が埼玉県東部や茨城県など周辺の25病院に救急搬送先を照会したが、「処置困難」「ベッドが満床」などを理由に受け入れを断られたという。

 翌7日午前1時半ごろ、37回目の照会で茨城県内の病院への搬送が決まり、約20分後に到着したが、男性は病院で死亡が確認された。男性は当初、会話が可能な状態だったが、搬送先が決まるまでの約2時間10分の間に容体が悪化したとみられる。

 問題を受けて久喜市は救急患者の受け入れに努めるよう周辺病院に要請した。



 


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さいたまの救急車(画像は事件と関係ありません)


埼玉で救急搬送を36回も断られて患者が死亡する事件が発生したことに対する海外の反応:


・36回も拒絶って…。日本は終わりに向かっている。


・医者の高給を維持するために、医者の数が増えすぎないように制限しているから、医者が足りなくて患者が死ぬんだよ。


・高齢者は埼玉になんて住みたくなくなるだろうな。


・大きな問題の一つが、入院する必要のない患者を入院させていて、ベッドが空かないという点だろう。


・埼玉とかいうところの医療従事者はちょっとヤバいな。


・このような患者の受け入れ拒否問題は日本で以前からたびたび起こっている。


・患者の受け入れ拒否は犯罪にすればいい。法律を変えるべきだ。


・日本の医療制度が破綻へと向かっている証拠だよ、これは。


・日本の医者はヒポクラテスの誓いを知らないのか?


・とても悲しいね。この患者はすぐに処置すれば助かっただろう。遺族も悔しい思いをしているだろう。


・日本のER(救急医療)システムは他国と異なっているからな。


・赤十字の理念はホームレスだろうが患者であることに変わりはなく、治療するというものだったはずだ。病院は人々の税金で成り立っている部分もあるのだし。この患者の遺族は訴えていいと思う。



翻訳:しょぼん
出典:Saitama man dies after hospitals reject him 36 times
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