万里の長城で中国人とカナダ人旅行客が衝突し、中国人が死亡した件で旅行客が遺族に60万元支払うことで和解したことに対する海外の反応


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 今月8日、万里の長城で黒龍江省から来た中国人女性の崔さん(73歳)が石段から転倒して頭部を打ち、意識を失いました。

万里の長城(ばんりのちょうじょう、中国語: 万里髟ソ城 ワンリーツァンツェン Wan lヌ退 Changcheng)は、中華人民共和国に存在する城壁の遺跡である。ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されており、新・世界七不思議にも選ばれている。
2009年4月18日の中華人民共和国国家文物局の発表により東端の遼寧省虎山から西端の甘粛省嘉峪関まで総延長は8,851.8kmとされていたが、2012年6月5日に総延長は従来の2倍以上の21,196.18kmと発表された。ただし現存する人工壁の延長は6,259.6kmであり、また、全長にわたって同じ規格作られているわけではなく、場所によって高さや幅や材料などが異なっている。
英語をはじめとする漢字文化圏以外の言語では、「(中国の)大きな壁」を意味する訳が充てられている。


 崔さんはその後死亡し、遺族は事故当時彼女と接触したとみられるカナダ人女性を相手取って訴えを起こしていました。警察は事故であるとし、このカナダ人女性に刑事上の罰則を与えませんでした。

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崔さん

 崔さんの夫は「旅行客は笑いながら誰かを追いかけていたようで、私と妻の間を通り抜けようとしていました」と述べ、彼女
が死亡したのは単なる事故ではなく、カナダ人女性が彼女に衝突したためであるとし、この女性を民事訴訟で訴えました。遺族は彼女が母国に帰らないように滞在先のホテルまで出向き、中国に残るよう訴えたそうです。
 北京にある裁判所で審理前調停の2日後、カナダ人女性が遺族に15日以内に60万元を支払うことで、双方合意しました。このことは北京ニュース、上海日報が伝えています。

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カナダ人女性

 遺族側の弁護士によると、カナダ人女性は遺族に謝罪と誠実な対応をしたいと申し出ていたそうです。崔さんの息子は「カナダ人女性はあの事故において法的な責任があることを認めた」「彼女は英語で謝罪していた。我々もまた、謝罪を受け入れました」とマスコミに語りました。


海外の反応:

・カナダ人女性も立派だな。

・こんな手すりも何もない、荒っぽい石段を歩けばお年寄りならフラつくのも当たり前だろう。
 家族もこんなところに高齢の女性を連れてくるなよ。

・私もここに行ったことがあるが、石段は思った以上に急で、不規則で、連続している。
 事故はもっと起こってもおかしくない。

・このカナダ人はもっと気を付けるべきだ。
 中国に限らず、カナダで同じような事故を起こしても、必ず訴えられるよ。

・中国政府は万里の長城を修復しているのか?
 ボロボロに見えるんだが。

・中国政府も観光客にウケがいい万里の長城は修繕したりして、大切にしているよ。

・中国に行かないほうがいい理由がまたひとつできた。


Canadian tourist to pay £63,000 in compensation after accidentally knocking over and killing woman on Great Wall of China

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