客室乗務員にお湯をぶっかける、銅像の上に座って写真を撮る……中国人旅行客の悪逆非道を止めさせるために、ついに非文明行為記録管理リストが本格運用される！
中国では2015年4月7日に国家旅遊局が制定した「旅行客非文明行為記録管理暫定法」が施行され、 著しくマナーの悪い旅行客をブラックリストに登録し、旅行制限やクレジットカードの使用制限等を対象者に行うようになるそうです。
このブラックリストに初めて登録された４名の氏名と登録理由が公開されました。まず、安徽省出身の張艶と江蘇省出身の王声の２人です。張艶はバンコクから南京に向かうタイ・エアアジアの旅客機内で、カップヌードルに使うお湯が有料であることに腹を立て、客室乗務員にカップヌードルのお湯をぶっかけたそうです。さらにそれに加勢する形で友人の王声が飛行機を爆発させるぞ等と、脅したそうです。
そして、北京に住む周躍は２０１５年１月に昆明発北京行きの航空内で、飛行中に非常用ドアを２カ所開けたため、２年間ブラックリスト入りです。
きわめつけが北京に住む李文春です。彼は陝西省延安市で、紅軍（人民解放軍の前身）兵士の彫刻によじ登り、ドヤ顔で写真を撮影したことで、２０２５年までの１０年間にわたりブラックリストに名を刻むこととなりました。
中国の英霊の銅像に登って写真撮影する李文春
中国人旅行客のマナーの悪さは世界中で深刻な問題となっており、このブラックリスト制度が運用されることでマナーの向上につながることが期待されるものです。
買い物をする中国人旅行者
From throwing boiling water towards flight attendant to sitting on top of iconic statue: China names and shames notorious tourists for unruly behaviour
http://www.dailymail.co.uk/news/peoplesdaily/article-3073841/China-names-shames-notorious-tourists-unruly-behaviour.html
 | アメリカと中国は偉そうに嘘をつく 高山 正之 徳間書店 売り上げランキング : 673 Amazonで詳しく見る by AZlink |
