マサチューセッツ工科大学とミュンヘン工科大学が、日本の伝統文化“折紙”を参考にして世界初の自己完結型ロボットを開発する! 海外の反応「素晴らしい技術だ」


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一枚のシート状から自力で変形し、歩いたり泳いだりすることができ、最終的に水に溶けて無くなるロボットが誕生しました。

折り紙(おりがみ、折紙)とは、紙を折って動植物や生活道具などの形を作る日本伝統の遊び。また、折り上げられた作品そのものや、折り紙用に作られた正方形の専用紙のことも指す。
近年では折り紙の芸術的側面が再評価され、昔にはなかった複雑で優れた作品が生み出され、各国に伝承する折り方に加えて、新しい折り方も考案され続けている(各種の折り方は伝承折り紙の一覧を参照)。
また、折り紙の持つ幾何学的な性質から、数学の一分野としても研究されている。


 サイエンス・フィクションの世界のようなこのロボットは、日本の伝統文化である“折紙”を参考にしているそうです。指先ほどの大きさで、多さは3g以下しかなく、磁力で制御され、自分より重たいものを運ぶことすらできるとのこと。
 将来的に、医療に応用し、体内を移動して治療を行い、役目を終えれば溶けて吸収されるような医療ロボットを目指しているそうです。国際電気電子学会(IEEE)が論文誌Spectrumに報告した論文によると、世界初の全完結型ロボットとのこと。この1.7cmほどの幅しか無いロボットはマサチューセッツ工科大学のコンピュータ・サイエンスとアーティフィシャル・インテリジェンス・ラボラトリーとミュンヘン工科大学の共同開発によるものです。

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 研究者は2012年から日本の折紙技術に目をつけ、工学への応用を考えていたそうです。PVCとポリスチレン製のシートは中に磁石を内蔵しているとのこと。一度熱を加えれば、1分ほどで自動的に折りたたまれ、ロボットとして機能するそうです。4個のコイルが内蔵された箱を下に置くことで操作するため、ロボット自体に電池は不要だそうです。

ポリ塩化ビニル(ポリえんかビニル、polyvinyl chloride、PVC)または塩化ビニル樹脂とは一般的な合成樹脂(プラスチック)の1つで、塩化ビニル(クロロエチレン)を重合したものである。俗に塩化ビニール、塩ビ、ビニールなどと呼ばれる。軟質ポリ塩化ビニルは、ソフトビニール(Soft Vinyl)、ソフビとも呼ばれている。しかし、ポリマーを意味する「ポリ」または「樹脂」を略した呼称は、その原料である単量体の塩化ビニルとの混同を生じるおそれがあるため、単量体の塩化ビニルを特に塩化ビニルモノマーと呼ぶことがある。




海外の反応:

・素晴らしい技術だ。

・小さいターミネーターだな。

・世界のトップクラスの大学が共同開発したものだから、すごいんだろうな。

・要は磁石で金属を動かしているだけか。

・折紙の技術を応用した以外は大したことしていないな。

・血管とかに入って行って血栓の除去とかできるようになるのかな。

・癌細胞の切除とかもできるかもな。メスが入っていけない部分の。


Tiny ‘origami’ robot walks, swims and self-destructs: Magnetic folding device could soon help perform surgery inside the body

Read more: http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3105591/Tiny-origami-robot-walks-swims-self-destructs-Magnetic-folding-device-soon-help-perform-surgery-inside-body.html#ixzz3btKm1KjI 
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