日本の切り紙の技術を用いてバッテリーをスマート・ウォッチにコンパクトに収納できる技術が開発される!


切紙2


 日本の伝統芸術である切り紙を使って、ウェアブル端末のバッテリーを従来よりコンパクトに収納する技術が開発されました。
 

 バッテリーの大きさを元々の150%まで広げることができるとのことで、ウェアブル端末などバッテリーの収納スペースが限られているデバイスの電源として期待されているとのこと。
 開発者たちはこの技術は将来の小型デバイスに向けてのブレークスルーであると話しています。アリゾナ大学の研究者はこの試作品のバッテリーを伸縮性のあるリストバンドに装着し、実際に腕時計型のウェアブル端末が動作することを動画で示しています。

切紙

 
 このように切り紙の技術を用いることで、リストバンドのように変形、伸縮するものの中でも、バッテリーは性能を落としたり、電源がカットされることは無くなるということです。
 以前から柔軟性・収縮性のあるものにバッテリーを埋め込む技術開発は行われており、折り紙の技術を用いたものも開発されていました。今回は同じ日本の伝統技術である切り紙を用いて、伸縮性のあるリチウムイオン電池の性能向上につなげることができたとのことです。
 開発者のHanqing Jiang氏によると、将来的にはこの技術を用いてブレスレット型やヘッドバンド型などのスマート端末を開発していきたいとしています。




海外の反応:

・スマートウォッチはバンドの所に電池を並べて置けばいいんじゃないの?なんで液晶の裏側に置く必要があるん?

・長く続くバッテリーは欲しいよ。

・なんかつまらない技術だな。

・↑研究開発はつまらないものだけど、そういう一つ一つの積み重ねがすごい製品につながっていくんだよ。


The battery that STRETCHES: Breakthrough cell inspired by pop-up-style cards could revolutionise the smartwatch
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3120037/The-battery-STRETCHES-Breakthrough-cell-inspired-pop-style-cards-revolutionise-smartwatch.html