本を音読して散髪代タダ

アメリカでは、8月の中旬過ぎから、新しい学年の新学期がはじまります。
子供たち、特に勉強が苦手だったり読書が苦手な子供たちには、いや~な時期。
アイオワ州のある床屋さんが”散髪の間、好きな本を音読してくれた子供には散髪代をタダにします”と始めたが話題になっています。
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音読できた子は散髪代タダにしてくれるのは、二児の父親でもあるアイオア州の床屋さんコートニー・ホームズさん。
地域の商業主や非営利団体などが協力しあって、子供たちの新学期スタートを応援する”Back To School Bash” という活動の一環としてはじめました。
子供たちに、好きな本を選ばせて、散髪の間に音読させる。
「もし読めなかったら手伝うからね、一緒に読んでみよう」と励まします。
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地域のコミュニーティーや学校の何か役に立ちたい、何かしたいと思ったときに、金品の寄付ばかりが貢献じゃないんだな、と考えさせられました。
子供たちに本を読ませたいという考えも素晴らしいですが、こうしてコートニーさん自らが、子供たちにとって見習うべき身近な手本となる大人として存在するだけでも、子供たちにとって大きな意味があるのではないでしょうか。

殺伐とした暗いニュースが多い中、ほっこりするいいお話でした。

This Barber Gives Free Hair Cuts To Children Who Read To Him
http://www.boredpanda.com/barber-free-haircut-kids-read-books-courtney-holmes/