恐喝が怖いので、転んだ人を誰も助けない


恐喝が怖いので、倒れた人が居ても誰も助けようとしない。





河南省でのできごと。一人の男性が通りで倒れこんだが、地域の人たちは彼を起こすことを躊躇った。まず証拠写真をとり、恐喝をしようとした場合には彼をやっつけようとしていた。
河南省ベースのマスコミによると、名も無き男が早足で歩いていて倒れこんだ。彼は顔に傷を負っていたが、周りで見ていた人たちは、写真を撮り終えるまで彼を助けようとしなかった。その後回りの人たちがその男を助けるために近づき、救急車を呼んだ。
なぜ写真が必要なのか?「彼は血を流していたが誰も助けようとしなかった。もしわれわれが恐喝されると問題になる」 最近このようなケースで恐喝される例が多いとのこと。
今月の初め、安徽省の学生が、倒れこんだ老人を助けようとしてお金を巻き上げられたことがあった。最近中国人は同様のことがあった場合には助ける前に被害を及ぼされないことを確認するようになってしまった。


ネットの反応。「もし知らない人が倒れこんだら、まず近くに監視カメラがあることを確認、回りのだれかに証人になってもらい、ビデオを撮ってもらう。それから警察と救急車を呼ぶ。これが非情な社会の現実だ。 」