なんと!中国の漢方薬に 絶滅危惧動物のDNAまで??

違法な野生動物取引は、種の捕獲と、象牙のような装飾品目的で使用されることが多いです。オーストラリアのアデレード大学の病理学者ロジャー・ヤード氏は中国の伝統漢方薬には絶滅危惧種が含まれていることがあることを発表しています。




ヤード氏は雪豹のDNAが市販薬の関節炎のために使用されていると言います。この動物は絶滅のおそれのある野生動植物の一種として国際取引に関する条約に記載されています。snow-leopard

 



雪豹のDNAが偶然に漢方薬から発見されたに過ぎないと販売側はコメントしています。同様にネズミや犬、猫などの動物のDNAが発見されていると言います。




しかしヤード氏はこれを偶然ではないと見ています。雪豹は世界に7,000匹程度しか残っておらず繁殖できる状況の雪豹は2,500匹もいません。意図的に漢方薬に混入する以外この希少な動物は含まれることはありません。




雪豹が関節炎に効くという証拠はありません。疾患の治療薬として動物製品の効果性はまだ確立されていない場合が多いにも関わらず、病気を治すと信じられて動物部品は法外な価格で販売されています。エイズや脳出血を治すと信じられているサイの角はキロあたり$ 50,000で販売されています。