一緒に暮らしているカップルは似たような免疫システムを持つ?

一つ屋根の下で暮らし、生活費を分け合って、育児を助け合う。そんなあなたの配偶者やパートナーとは結果体の免疫システムも似たようなことになっている可能性もあります。


欧州の研究者がこの夫婦や子育てを分け合うカップルが同じ免疫システムを持っていることを発見しました。旅行者が持ってしまう胃腸炎や季節のインフルエンザなどに同時にかかってしまうような例があります。immune-system



英国のバブラハム研究所のチームとベルギーの研究チームが共同で670人の2歳から86歳の被験者の実験を行いました。年齢、性別、運動量、そして子供がいるかの有無などそれぞれの人に協力をしてもらいました。




結果によると一緒に住んで子育てをしてるカップルの間では免疫システムの50%が同じであることがわかりました。




リストン研究員によると「免疫システムが似通ってくるということは理にかなっていると言えます。子を育てているとそのパーセンテージはますます上がります。子育てによるストレスの共有、睡眠不足、子育てのストレスは思っている以上に体のメカニズムを変えているのです」と言います。




また2013年の研究では、一緒に住んでいる家族がより類似性の高い腸の細菌プロファイルを共有していることもわかりました。