肉を食べると死亡率上昇?

赤肉の愛好家は、世界保健機関(WHO)がベーコンによって癌を引き起こすことの発表からまだ立ち直れてはいません。なのに毎日赤身の肉を摂取をしていると、この新しい研究では、寿命が短くなるだろうというのです。


過去の研究では、赤肉は血清リン酸塩レベルを上昇させ、生物学的老化を加速することを示していました。


 


メイヨークリニックの医師は、あまりにも多くソーセージ、サラミ、ベーコンなどの加工食品によって豚肉、牛肉や羊肉を摂取し続ける事の危険性を説いています。beef



150万人を含むメタ研究では、研究者が加工処理された赤肉を消費し続けた場合と、ベジタリアンの食生活による寿命を比べた場合、ベジタリアンの方が寿命を長くすることがわかりました。




死亡リスクを高める肉製品については量ではなく、ほんの少しのお肉でも効果があってしまうといいます。お肉を全く食べないだけで死亡率が25%から50%も違ってしまうことも発表しています。ただしベジタリアン効果を出すためには年月がかかります。




今回の研究では17年以上ベジタリアンだった人に比べて短期的なベジタリアンの実施者を比べましたがそれでも3.6年平均寿命が長くなりました。




また、ビーガンの食事(卵、牛乳、魚、および動物製品は一切取らない)は通常の食事の人よりも、高血圧、肥満、 2型糖尿病、心血管疾患の予防になり、死亡率を下げていました。