《オリンピック》米国の開会式の衣装は、ロシアの国旗のように見える?

今月行われるリオのオリンピックでロシアの存在は、国のドーピング・スキャンダルのおかげで薄いかもしれませんが、じつはそれにもましてモスクワではロシアの国旗に対しての新たな疑念を抱えてしまっています。456bbda457e525e21aa7e3efa0104574

来週の金曜日の朝に着用されるラルフ・ローレンとアメリカ合衆国オリンピック委員会はアメリカのオリンピック代表選手が着用する開会式の衣装が、あたかも別の国を代表するアスリートのための衣装より適しているかもしれないと気がつくのには時間はかからないでしょう。

スポーツファッションの専門家ポール・ルーカスさんとその他の多くの人がTwitterで指摘したように、ストライプのTシャツのパターンは、ロシアの国旗の、白、青と赤の順序に従っています。そして合わせて着用するボタンアップのネイビーブレザーからみるとたった3色のインナーはまさしくロシアの国旗色としか見えません。

おそらく選手たちはブレザーのボタンをしないで、ロシア国旗らしさという状況を回避するでしょうが、奇しくもロシアの宣伝をしているように見えてしまうのは回避できないでしょう。

これはUSOC(米国オリンピック委員会)とラルフローレンがきめた決断ですが、この2社の仲が良くないことが明らかになったのは今回が初めてではありません。

2012年のオリンピックでも選手のユニフォームが国を代表して着用するにもかかわらず中国製であり、米国製であったことも炎上しました。